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10/16/2010

カラオケ: dispiriting vs. inspiring

50代英語教師が、英語教師達を前にして、TH音もL音もR音も全部カタカナ音を使って英語の歌を熱唱するのを聞いてしまった。そういうオーディエンスの前でどうどうと歌う、ということは問題の所在に気づいていない、としか解釈できまい。

彼のこれまでの30年以上のキャリアの中でどれだけの数の生徒にとんでも英語を教えてきたのか....怖い話である。が、そんなケースは例外的ではないのだろう、と思うとますます滅入った。

一方、来日まだ3ヶ月足らずのALTが、カラオケの画面を読みながらレミオロメンの「粉雪」を完璧に歌いこなすのを聞いて、目が点になった。うまい。ラ行はL音でもR音でもなく、日本語の弾音をちゃんと使っていた。すごいものを見てしまった。

A stark contrast was between a JTE in his 50s singing an English song, substituting all voiced THs with Zs and all Ls and Rs with Japanese flaps, and an ALT, still barely in her third month in Japan, perfectly singing Konayuki, following the karaoke screen.  The former was as dispiriting as the latter was inspiring.