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1/28/2011

エビバディ V と B くらい身につけよ

この前、Locomotion をやった。 出だしは、

Everybody's doin' a brand new dance ...

だが、この everybody の発音の話。最初に v があって次に b がくる。たったこれだけなのに、自動的に唇が動かない学生がなんと多いことか。

v を気にしろ~! というと、今度は、 eVeryVody とbまでVになるし、b はちゃんと唇合わせろ~! というとこんどは、 eBeryBody となる。

両方の唇を使うか、歯と下唇だけを使うか、というこれだけの筋肉動作なのに、自動的にできる学生はほんとうに少ない。

そんなこと言われたことも考えたこともないんだろうね。

しっかりしろよ、中学英語教師!!

Good morning, everybody!!

とか、授業始めに何百回も使ってるんじゃないの? どうせ無駄に大きな声出すだけで満足してるんだろ。

「うちの生徒には b と d の区別ができないのがいる」 などと、的外れなことを言っている場合じゃないよ。それは単なる書くときのスペリングの話だろ。そんなのはいつか身につくよ。

「うちの生徒には、v と b の区別もできないのがいる」という状況に深刻に悩んでもらいたいな。ここれはもっと本質的な音声の問題。こっちは放っておけば永遠に直らない。絶対。

ちなみに、歯を下唇に当てることは当てても、強く当てすぎて閉鎖音(=破裂音)に近くなってしまっているのは英語教師にも多い。

v は摩擦音だから、むしろ 摩擦のない w に近いつもりで、逆に、b は閉鎖音・破裂音だから、pに近いつもりできっちり発音すると、日本人の場合、ちょうどよい。

だいたい、vocabulary ってきちんとさらりと言えない教員が多いのには呆れる。自分の仕事に関係する語なのに。

It's disheartening to realize how many of the students with a 6-year-plus experience of learning English in Japan cannot even produce v and b distinctively, as in a basic word like "everybody."  Another sad piece of evidence that Japanese EFL teachers who are not doing their job abound.