いつも授業中に生徒の時間を無駄にしないことを考えています。
たとえば、小テスト。
ある程度の長さの題材(1文×5、とか、50~ 100語程度のパラグラフ、とか)を、覚えてこさせて、 紙に暗写させる、
という小テストをよくやっています。
すると当然、学生によって、 ほとんど書ける者とほとんど書けない者がでます。
それを、全員が書き終わるまで採点を待っていると、 ほぼ何も書けない子が、じっと何もせず待っていることになり、 時間の無駄です。
で、いつもやっているのは、
「解答が終わった人から、自分のタイミングで各自、 手元の答えを見て、採点(1語にひとつずつ◯、1点ずつ、 と決めてある)を始める。」
というやり方です。ただし、できなかった場合、☓ をつけて終わるのではく、☓はどうでもいいから、赤ペンで、 正解をすべて書く、のです。
こうすると、できた子も、できなかった子も、 終了するのは時間的にそれほどの差はなくなります。 差があるのは点数だけ。
さらに、それでも、終了の時間が多少はまちまちになりますので、
「採点、集計まで終わった人から、立ち上がって、 今書いた文を1文ずつ、read and look up で言えるようにし、言えるようになったら手をあげなさい。」
というその場グルグル、です。もちろん、ちゃんと言えたら「 マル!」と判定してやり、それはさらにマルがひとつ10点( とか5点)とかします。
すると、後半はまだ採点している子と、 その場グルグルに挑戦している子が入り交じります。
全員が採点終了したら、頃合いを見計らって「はい終了~!!」 とし、各自、暗写テスト(1語が1点)分と、その場グルグル分( 1文が10点)の合計点を集計します。
こうするとまったく無駄がありません。
題材はなんでも応用がきくはずでので、試してみてください。
ポイントは、
(1) 小テストの解答を各自が手元に裏返して常に持っている状態でテス トすること。
(2)解答行動が終わったら、各自が自分のタイミングで、採点、 修正を始めること。
(3)書いたことは言わせる。言ったことは書かせる。 どちらかだけできても意味がない。
です。
たとえば、小テスト。
ある程度の長さの題材(1文×5、とか、50~
という小テストをよくやっています。
すると当然、学生によって、
それを、全員が書き終わるまで採点を待っていると、
で、いつもやっているのは、
「解答が終わった人から、自分のタイミングで各自、
というやり方です。ただし、できなかった場合、☓
こうすると、できた子も、できなかった子も、
さらに、それでも、終了の時間が多少はまちまちになりますので、
「採点、集計まで終わった人から、立ち上がって、
というその場グルグル、です。もちろん、ちゃんと言えたら「
すると、後半はまだ採点している子と、
全員が採点終了したら、頃合いを見計らって「はい終了~!!」
こうするとまったく無駄がありません。
題材はなんでも応用がきくはずでので、試してみてください。
ポイントは、
(1)
(2)解答行動が終わったら、各自が自分のタイミングで、採点、
(3)書いたことは言わせる。言ったことは書かせる。
です。