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1/08/2011

複数形も過去形もできない英語教師

複数形をつくる場合、-s をつける場合と-esをつける場合がある。-s の場合には発音に2種類あり、/s/の場合と、/z/の場合がある。-es はいつも /iz/ である.....

という知識だけあっても、-es の場合と、-s  の場合の本質的な違いを知らない人が珍しくない。

その違いとは、-es は、音節を形成するが、-s はしない。-es なら単数形と比べてポンポンパタンのポンが一つ増えるが、-s なら増えない、ということである。

例えば、dog と dogs は リズムが同じ(1ポン)だが、 fox と foxes は、異なる(1ポンが2ポンになる)。

パタンとすると、学生も現職教員も、-es の場合に、きちんと-esでもうひとつの音節を形成しないため、非常に不明瞭な発音になる人がかなり多い。

fox     foxes     フォクs   フォクスィーz

watch   watches   ワch    ワチーz

のようにきちんと発音できないと、英語のリズムもおかしくなってしまう。

-es は、もっともっと、明瞭に、引き伸ばして、発音すべし。

規則動詞の過去形の場合も、同じことである。

cook と cooked は、 音節パタンは同じ1ポン、だが、  want と wanted は、音節バタンが、1ポンから2ポンに増える。

この違いは英語リズムにとって非常に大きい。もしそれが歌詞に使われていれば、音符がひとつになるか、2つあるか、の違いになる。