教師はヘルパーなので、当たり前ながら、ヘルプを必要としている人に、より切実に必要なものである。
だから大学より高校、高校より中学、で教師の役割は大きい。
また上位者より中位者、中位者より下位者にとって、教師の必要性は大きい。
だから「より高度なことが教えられるから、ボクは中学校教師より高校教師になりたいです」というような学生にはどうしても違和感を覚えずにはいられない。
いずれにせよ、英語の授業で「高度な知識を伝授してやろう」というような姿勢がある教師は、生徒にとってありがたくない。
知識というより、スキルを上達させようという姿勢、スポーツコーチのような姿勢、サマーキャンプの指導者のような姿勢、がないと。
理論が好きなら研究者になりなさい。
Teaching is a practical business.