NHKのあさいちで、放射性物質が検出された、されない、という話をしていた時、アナウンサーだか解説者だかが、
「英語では、ディテクト 検出する、という動詞を使って、アンディテクテド つまり検出されない、という言い方をします」
のようなことを言っていた。
気になった、というか、気づいたのは、彼が
アンディテクテッド
ではなく、
アンディテクテド
と言ったことである。
最近学生を教えていて、
change-changed
と、
want - wanted
の違いを意識していない者が珍しくないことに気づいていたので、それとの関連で気になった。
change は、1音節
changed も1音節
だが、
want は1音節
で、
wanted は 2音節
なのだが、その音声的な違いを意識せず、
チェンジ チェンジド
ワント ワンテド
という同じ
「ド」
だととらえている向きが珍しくない、
という気づきであった。
そういう学生が生まれるというのは、いかに「音に無頓着な」英語教師が多いか、という間接的なエビデンスだと考える。