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9/26/2012

高校授業のDo's and Dont's

ざわついている状態で授業を始めるな。

目の前で生徒が突っ伏していたらそのままにして授業を進めず、それに対処しろ。

いんちきな発音をするな。

シュワをつかえ。

生徒全員の目をきちんと見ろ。つまらなそうな目をしていたらそれを何とかするように修正しろ。

生徒の行動をきちんとコントロールしろ。聴かせるなら全員に聴かせるよう、教科書を閉じさせ、プリントを伏せさせろ。プリントに記入させるなら全員に記入させろ。

全員の生徒が何をやっているか、常に気にしろ。

生徒が寝てからそれを何とかするのではなく、寝ないような授業をしろ。

生徒が何か言ったら無視するな。諌めるなら諌め、とりあげるならとりあげろ。

生徒が適当にちゃかしたようなコメントをしてもOKである雰囲気をそのままにするな。

パワーポイントで凝ったビジュアルを提示することで生徒の興味を引こう、とするな。労多くして益少なし。

パワーポイント使うなら、英語自体が記憶に残るような使い方をしろ。

パワーポイントは、read and look up の代わりに使え。

CDを流しっぱなしにせず、こまめにとめて音声に関するコメントをしろ。

CDと同じに生徒が言えるようになるように、教師はじぶんの肉声でサポート(大げさにいったり、リズムをつけたり、注意点を喚起したりして)しろ。

せめてCDとまずまず同じ、と思える音声が出せるようになってから、教壇に立て。

ICTというなら自由に音声を流せるPCのプレイヤーなどを使え

20歳も年下の生徒をいつまでもおどおどと「君づけ」「さんづけ」しているな。

バカにしたような発言をする生徒がいたら真剣に怒れ。怒らないからバカにされる。

無意味に長々と歌を聴かせるな。

歌の穴埋めは穴埋めの箇所を工夫しろ。

歌を使うなら必ず歌えるまで持っていけ。せめてポイントとなる1行やサビだけでも歌わせろ。

生徒の音読を聞いたら必ず実質的なフィードバックをしろ。「しっかり読んで」だけではどうしっかり読むのかわからない。

文法用語を英語で、しかも間違った英語を言うな。

30分使うなら、対訳をみながら徹底的に音読すれば、30回は読める。総花的にチンタラやるよりよほど身になる。

意味をきちんと確認する前に、音読するな。

意味の確認と音読は同時に行なえ。意味は音で表され、音には意味がある。意味理解と音読を大きく分ける必要はない。

1時間が終わった時点では、その日の教材が何も見ずに言えて、何も見ずに書ける、という状態をめざせ。

高校の英語授業はつまらないものだ、という固定観念を裏付けて実証するような授業をするな。

自分が英語で通すのでなく、生徒に英語をたくさん言わせろ。

何より、生徒には真剣に、本気で対峙しろ。怒るべき時は怒れ。「お前たちが英語が少しでもできるようにしてやりたいのだ」という気持ちを前面に出せ。そして万一、その気持ちがないなら仕事を変えろ。生徒は教師を選べない。