今日のプレゼンテーション授業に同行し参観したうちのゼミ生(中学校英語免許を持った小学校教員になる予定)の感想です。授業を見る目が育っていて、嬉しい限り:
生徒たちの様子を見ていると、目標のプレゼンテーションまではなかなか難しい状況でしたが、その中でもいつもどおり発音や強弱に気をつけて読む箇所を指導する方法を学びました。
生徒の状況を把握し、その状況に合わせ、段落のスライドごとにモデルを見せ、練習し、発表するという流れにすることで、生徒の負担も少なく取り組めると感じました。生徒がつまづいた時の英語や日本語でのアシストも勉強になりました。また前に出ている発表者を終わったらすぐに席に返すのではなく、その場に残して良くなるまで指導することは、本人にとってより効果的だと思いました。
今回は工業高校ということや、英語が週2時間しかないということもあり、英語が苦手な生徒や、あまり関心のない生徒が多くいると伺いました。実際、今日の授業でも先生のモデルをカタカナ書きに記して、スピーチをしてる子や、文字と音の理解ができていないという子を何人か見かけました。
高校生でそうならないようにするためにも、小中での英語の基礎指導は本当に重要だと今日の高校生たちをみて非常に感じました。まして、小学校はほとんど全員が英語に初めて触れるため、楽しみつつも、中高につながるために、英語の基礎を丁寧に教えなければならない責任があると改めて思いました。
また公立の小中学校でも、英語が苦手な児童がいる状況は多くあると思います。その中で、やっぱり1番は、英語っておもしろい!っていう気持ちだと思うので、それを感じられるような授業を作ることを大切にしたいと感じました。