伊奈学園への出張授業で話した「パヒュームの例」とは何であるか記しておく。
「レーザービーム」という歌がある。
歌詞は、
「ストレイト、どきどきする、視線はまるでレーザービーム」
というものだが、この
「ストレイト」
の部分には、5つの音符が配置され、「レーザービーム」の部分には7つの音符が使われている。
それは、日本語の「ストレート」「レーザービーム」はそれぞれ5拍、7拍だからである。
しかし、もし
straight
とか、
laser beam(s)
が英語の歌の歌詞に使われるなら、それは必ずそれぞれ音符が1つ、3つのはずだ。なぜならこれらの英語の語句は、1音節、3音節だからだ。
英語の歌はそのようなシステムで作られている。
だから、straight を ストレイト と5拍で発音している限り、絶対に英語の歌は歌えない。
カラオケで気持よく歌いたいなら、カタカナ方式でなく、リアル英語方式で発音せよ!
と話した、ということです。