ソウルで二人の若い英語教師と話した。
英語が非常にうまい。発音はほとんど問題ない。流暢性はばつぐん。いままで話したすべての日本人高校英語教師よりも、たぶんうまい。
発音の問題点は、z が言えないこと。Shizuka がどうしても、Shijuka になるし、English only zone が、English only jone となるので、最初は分からなかった。
あとは母音がわかりにくいことがあった。 ae を過度に e に近く、かつ十分な長さがなく発音するので、分からないことが何度かあった。
が、繰り返すが、あとは非常にうまい。
韓国政府が昨年から、英語教師を、TEE 証明書というもので、格付け始めたそうである。TEE すなわち
teaching English through English
という意味で、TEE-M(aster と、TEE-A の2ランクがあるそうだ。
学校の定期試験には、韓訳はゼロ。なぜなら、統一試験にそんなものが出ないから、定期試験にもださないとのこと。
ただし、授業では、必要に応じて韓訳によって、理解させる、と。しかし、テストには出さない、と。それは政府も望まない、と。
すばらしい。
しかも、2015年を期して、全国的に大学入試としてスピーキングテスト(キューに対してスピーチを録音するもの)を導入する計画で準備をすすめている、そうな。
ますます差が開くな。