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5/11/2011

ゆっくり話すのとぶつ切りで話すのは違う

今日、学生に質問されて発見した、よくある(らしい)誤解

「ゆっくり話すこと」 = 「一語一語区切って、単語と単語の間にポーズをおいて、しかもすべての単語を強形で発音して、不自然なリズムで、話すこと」

「ナチュラルなスピードで話すこと」 = 「イイカゲンな発音でとにかく速く話すこと」

どちらもまったくの勘違いである。

英語教員に必要なのは、

自然なリズム、文アクセントで、超ゆっくり、はっきり、しかし単語と単語の間にはまったくポーズをおかずリンクし、センスグループの間にのみポーズを置きながら

話せること(とくに中学生などの初学者を教えるとき)と、

自然なリズム、文アクセントで、速く、はっきり、単語と単語の間はすべてリンクし、センスグループの間にのみポーズを置いて、

話せること(とくに大学生などを教えるとき)である。

ゆっくり話すことは決して不自然に話すことではないし、速く話すことは決してイイカゲンに話すことではない。