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2/08/2012

だからダメだよ生徒指導

場面 ある高校の廊下で

教師: こらA、セーター着るなら着る、着ないなら着ないってちゃんとせんかい!
生徒A: なんで?
教師: そら、お前、学校のルールで決まっとる。
生徒A: そんなルール俺、関係ない。
教師: だめだ、ちゃんとやれ。
生徒A: (立ち去りつつ)関係ない。
教師: (立ち去るのを見送りつつ) ちゃんとやっとけよ~
生徒A: (適当に片手をヒラヒラさせて、はいはい、みたいなジェスチャー)

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講評:

第1に、生徒に「なんで?」と言われた時点で、どうして、「学校のルールで決まってるから」などという他力本願の応答しかできないのか?

だらしないのはよくない。だからやめろ! きちんとしろ! と「頭ごなしに」悪いものは悪い、と自信と確信をもってなぜ言えないのか?!

つぎに、「学校のルールなんか俺には関係ない」 という暴言を見過ごすのは有り得ない。社会だろうが会社だろうが学校だろうが家庭だろうが、いま所属している空間の「ルール」を守る、のは基本的な条件であるはず。

絶対に許してはいけない。

ここのルールなんか俺には関係ない、と言い放つ生徒に対しては、その場がどうなろうとも、たとえ緊迫しようとも、絶対に許さない、という姿勢がなぜ取れない?

許していい発言とそうでない発言がある。

そういう発言を許容して、口先だけで、「やめろよ」なんて言っているから、生徒に見切られている。