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11/03/2012

その場で止めて、やり直させよ

授業をふたつ観た。

学年は違うが両方とも授業の最後のほうに「発表」があった。3人(3ペア)とか5人(5ペア)とかピックアップして発表させていた。

5つ発表があったならば、一つ目より2つ目、2つ目より3つ目、とパフォーマンスの質が徐々に上がらなければならないと思う。

つまり、一つ目の発表に対して具体的なフィードバックをして、2つ目の発表に生かさせなければならない、という意味である。もし2つ目の発表が一つ目の発表と同じ「誤り」「不十分さ」を伴っていたら、

「さっき言ったのを聞いていなかったのか!?」

という叱責(実際の言い方や厳しさはいろいろであっていいが)があってしかるべきで、またそういうつもりで、一人目に対するフィードバックを全員が受け止める雰囲気、態度を育成する必要がある。

一人目<二人目<3人目<4人目

ならよいが、

一人目=二人目=3人め=4人め

へたすると 3人め>4人め

では、時間の無駄であろう。これでは仮に40人「発表」させてもパフォーマンスが変わらない。あてればあてるだけ、時間の無駄だろう。お手本にすべきレベルでない友達のパフォーマンスを見ているのなら、お手本にすべきパフォーマンスを繰り返し見せるほうがよいであろう。

そして、

一人目=二人目=3人め

であれば、その延長線上にあるのは、

今日のレベル=明日のレベル=明後日のレベル

であろう。

つまり、いくら授業を繰り返してもうまくならない、ということだ。

しかし、すこしであっても、

一人目<二人目<3人め

であれば、あるいはそれを教師も生徒も目指しているならば、

今日のレベル<明日のレベル<明後日のレベル

になるであろう。

世の中の英語教師は、クラス内の「発表」について根本的に考えなおしたほうがよい。

何分かの発表が終わってから、「少し文法もいい加減になっていたから、気をつけようね」と言うだけでは、何も言わないのと同じである。そのコメントを聞いてその生徒はなにも変わりようがないからだ。

やっぱり Freeze Coaching である。その瞬間、その場で笛を吹いてプレーを止めなければ。

あとから言う場合でも、最低限、具体的に指摘して、それを望ましいレベルになるように「やり直させる」のでなければ、「言うだけ、形だけのフィードバック」だ。