ジャン!
要は英語の歌を訳すのですが、その際、1ライン(というか一区切り)ごとに、もとの英語の歌詞とまったく同じ音節数(あるいはモーラ数)をもちいた日本語に訳す、というものです。
そうすると、その英語の歌が日本語で歌えるのです。
例えば、One Direction の What makes you beautiful なら、
You're insecure 不安て
Don't know what for 意味不明
You're turning heads when you walk through the do-o-or
みんなが振り返るほどだよ
Don't need make-up to cover up メイクはよけいさ
Being the way that you are is eno-o-ough そのままでめちゃいけてるさ
Everyone else in the room can see it 他のみんな分かってる
Everyone else but yo-ou 君だけ知らない
Baby you light up my world like nobody else きみは僕の世界照らす
The way that you flip your hair gets me overwhelmed
髪がふわりもうたまらない
But when you smile at the ground, it ain't hard to tell
君はうつむいて微笑む
You don't know, oh oh! 知らないの
You don't know you're beautiful! 自分の魅力
みたいな感じ。
いいでしょ? きょうは高校生80人相手にこれをやってきましたが、一発で歌ってくれましたよ。
もちろん日本語で歌うこと自体には意味はないのですが、逆に、日本語のほうの音節数(あるいはモーラ数)は、ネイティブとしてよくわかるので、英語もそれに合わせて歌わないといけないのだな、ということを意識させる効果があるはずです。
つまり最後の1ラインなら、
「じ/ぶ/ん/の/み/りょ/く」に合わせて、You / don't / know / you're / beau / ti / ful
と歌わねばならないんだな、と実感させる効果がある、という意味です。
他の曲でも自作の訳詞を作って、生徒に披露してみてください。
また、生徒に挑戦させてもいいかも。