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6/07/2019

キャサリンがヤバイことに。。。

ゼミの一部で、English Grammar in Use を使っている。分担を決めて、書いてあることを学生が基本的には読み上げながら英語で補足説明する、というミニ発表をしているが、先日、思いもよらぬところで笑いの神が降りてきた。

その笑いの神が降臨した例文は

Katherine was sitting in an armchair resting.

というものだった。別に面白くもおかしくもない例文なのだが、発表者の学生が、かならず一定の割合で存在する、[ si ] が発音できないタイプの学生だったからさあ大変。もうおわかりですね。彼が大真面目で

Katherine was shitting . . .

と読み始めた瞬間、神の降臨を察知した私が、すかさずタオル投入。「ちょっ、ちょっと待て!それはヤバイから、それはやめなさい、椅子に座ってやっちゃまずいから。。。」

本人だけはキョトンとしているが、すぐに事態を把握した周囲の学生は、失笑というか暖笑(という言葉はありませんが、決してニュアンス的に冷笑ではないので)というか爆笑と言うか、の渦がが広がったことは言うまでもない。

sixを shixと読んでもこういう笑いの神は降りないが、なんという稀有な「例文 x 音読者」のコンビネーションだったことか。彼が誰からも愛されているキャラクターだったこともプラスに働いた。

自動化までの道のりは遠そうだが、あの日以降、彼は 気づけた時は、頑張って [ si ] と発音しようとしているように見える。

しかし、彼が [ si ]を [ shi ]と発音したのはこの10年間で絶対に1回や2回じゃなかったはず。彼が中1、中2、中3、高1、高2、高3,そして大1、大2のときに教わった英語教師は何をやっていたんだろうか。