Total Pageviews

4/16/2020

オンラインの教職セミナーも悪くないかも。。

本日、2回めの zoom教職セミナーを行った。以前も書いたが、英語長文の解説ビデオを予め配信してオンデマンドで視聴させておいたうえで、zoomで集まり、その長文を題材にして

(1)音読
(2)より口語的かつ平易な英語への言い換え

のトレーニングさせるのがメインの活動である。

思いがけず嬉しいことがあった。なんと4月から教師として巣立っていった学生が2名、参加してくれたのである。当たり前だが100キロ以上離れた他県に行ってしまった彼らが、母校でのリアル教職セミナーに参加することはありえない。

遠隔だからこそ実現したものである。リアル対面ができないなんて何と面倒で難儀なことか、というマイナスの方向ばかりで考えがちであるが、遠隔にも良い点はある、という当たり前のことに改めて気付かされた。

新3年生の新しいメンバーがほとんどで、しかもリアルでは互いに顔を合わせたことがない人も混じるまだ硬い雰囲気の集団の中に、突如舞い降りた超リラックスムードの卒業生たちが、軽口を交えながら私と気楽に話す様子は、新メンバーの心を多少なりともほぐしてくれたのではなかろうか。

ほとんどは、私が誰か1名を指名して、音読またはパラフレーズをさせ、それにフィードバックする、という形で進めたが、時に、上の卒業生のひとりと新3年生のひとりと指名し、卒業生が先生役になって3年生の音読を指導させる、というのもやってみた。

卒業生は新米教師であるので音読指導の練習になるし、3年生の練習にももちろんなる。もちろん新米教師の音読指導にも要改善点があるので、そういうときはすかさず私が割って入って助言もした。

きょうはうっかりセミナー終了と同時にzoomミーテイングも終了してしまったが、ホストの私がミーティング終了した瞬間に彼ら同士のオンラインでの場も終了するのでもったいないことに気づいた。来週からは、セミナーを終了してからしばらく30分くらいはミーティングを開催しておき、単に学生同士の情報交換や学びあいの場にするつもりである。

なんだか楽しくなってきた。