大学がロックダウンになると通常であれば大学内の書店で購入していた教科書が買えない。アマゾンなどで入手が可能な場合もあるが、すべての学生が教科書を購入できるとは思えない。
よって今年に関しては教科書がない学生でも参加できるというのを前提に授業を組み立てるのが無難だと思う。
この状況もまた、自分がひとりの教員として、教科書という「他力」に頼らずに、学生に何を与えることができるのか、を我々に問いかけてくる。
ある意味で、徒手空拳でなにができるのか、の勝負になってくるわけで、その教員ひとりひとりの力量の差が顕在化するだろう。