内容は、(1)TED をつかったプレゼン、(2)マーフィーの英文法の英語版 English Grammar in Use をつかったプレゼン、(3)歌のプレゼン、です。以下、詳細を記します。
(1)TED
教師がYouTubeを操作して、Transcript画面を利用して、音声を聞かせながら、10数カ所指定して、書き取りをさせる。一箇所につき4語程度。このとき画面共有をしていないので、教師はTranscript画面を利用してランダムアクセスでいろいろな箇所の音声を出せるが、その画面は学生には見えない。→ 学生はその書き取りはリアルに紙にメモしておき、zoom終了後 30分以内に、google formsで回答。
発表担当学生が予め提出してきた発表動画 (7分くらい)を教師が再生。ところどころ止めて、発音や英語表現上のフィードバックをする。この発表動画は学生は screencastで作成。当該のTED Talkの概要と心に残ったセリフをYouTubeを操作しながら3箇所紹介し、音読練習をさせる、様子を録画してある。
教師が、予め準備した、10数カ所の空所を設けたtranscriptを示し、空所を埋める語を書かせる。速読しないと間に合わないくらいのスピードでスクロールして提示するのがみそ。→学生は解答をリアルに紙にメモしておき、zoom終了後 30分以内に、google formsで提出。
ブレイクアウトルームにして、数分間、英語で話す練習をさせる。
注:
小テスト用紙の google formsは、汎用性があるようにすべて記述式にしておき、その日の解答提出を締め切ったら、CSVでダウンロードしてしまい、formの responseはすべて消去してしまう。これで毎週同じフォームで使える。
(2)グラマー
発表担当学生が予め提出してきた発表動画を教師が再生。ところどころ止めて、発音や英語表現上のフィードバックをする。
ブレイクアウトルームにして、グラマーの問題ページを使った、口頭のペアワークをさせる。一方が口頭で文法問題をだし、他方が教科書を見ずに答える、というもの。
(3)歌
発表担当学生が予め提出してきた発表動画を教師が再生。ところどころ止めて、発音や英語表現上のフィードバックをする。
きょうはたまたま発表担当学生の都合がわるく、リアルタイム参加はなかったが、5月から本格的に始まったならば、リアルタイム参加があるはずなので、リーダーとして全体にたいして歌唱指導をし、最後は全員で歌って終わる予定。
■3つの発表をなぜ、わざわざ予め動画を提出させるか。理論的にはリアルタイムでも可能だが、そうするとテキパキと私が止めてフィードバックが出来ない。zoomの特性で、一人が話している時に割り込んで話そうとすると、一瞬聞こえなくなったり、音声が途切れたりして実用に耐えない。その点、動画にしておけば、それを私が再生し、いつでも止めてすぐにフィードバックをすることができる。
■私としての難しさ/チャレンジは、画面共有をしてしまうと、ほとんどの学生の顔が見えなくなってしまい、ちゃんと音声が届いているのか、どういう様子なのかがまったくわからなくなってしまい、不安になりながらも、物理的距離の離れている学生たちを信じてPC画面に向かって話すのに慣れること、である。