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2/20/2011

canはキャンではない

前のポストの can の導入に関して、最も大事であるがほとんど指導されていないこと、ほとんどの教師も知らないことは、肯定文の

I can play the piano.

のような文脈での can は強形の ケァン でなく、弱形の クン だ

ということだ。

I can teach you.  と I can't teach you.

を区別するのは、助動詞の部分が強形で周囲よりも強く発音されるのか、弱形で周囲よりも弱く発音されるかであって、決して t が聞こえるか否かではない。

ooOo  あるいは OoOo

ときこえれば can

oOOo  あるいは OOoo

と聞こえれば can't

だと判断される。

I _____ teach you.

の_____に、単純に キャン、キャンt を入れかえることで、肯定文と否定文ができる、というのが真実なのは、あくまでスペリングだけを考えた場合の話であり、音声面に関しては、ほとんどウソだ。日本人の英語の分かりにくさは、こういうところにもある。

ちなみに、

Yes, I can.

の文脈では can は強形の  ケァン である。