probably は、語中で /b/ があいまい母音を挟んで2回出てくる。
面倒なので、ぞんざいな、あるいは自然な発話では、両唇による /b/ の閉鎖を一回にしてしまった、
pro~bly (プローブリ)
のように発音されることも多い。(辞書にも載っていますね。)
考えてみればこれって、「すみません」がぞんざいな発音で「すいません」とか「すんません」になってしまうのとまったく同じ理屈というかメカニズムである。
sumimasen
は、語中に /m/ が母音を挟んで2回出てくる。両唇を2回閉鎖するのは面倒なので、一回にしてしまい、
suimasen
とか
summasen
になる。
もちろん、英語でも日本語でもきちんと両唇を2回合わせるのが正式で望ましい発音であるのは言うまでもない。