ことしは留学生の英語に接する機会が多いのだが、アジアの英語と日本人の英語を足して2で割るとちょうどいいと思うことが多い。
日本人は子音はすべて発音し(その発音の良し悪しはちょっと置いておいて)、その上で要らない母音まで発音する。だから音節数が増える。
アジア人(とどこまでくくれるかは不明だが)は、語頭、語中、語末で、そこにあるべき子音までも自分流に落としてしまう。だからかなり真剣になんの単語だかわからなくなる。
日本人英語のメカニズムは母語の干渉で説明できるが、アジア人英語のほうもそうなのか判断できるほど私にはアジア諸語の知識はない。
いずれにしても興味深い現象である。