先日の研修で、
「生徒は、Rはまあまあできるのですが、Lができない生徒が多いです。なにかよい指導方法があるでしょうか」
という非常にめずらしい質問を受けた。
これは本当にその通りで、中途半端に英語ができるようになった段階では、Lができない学習者が多い。できない、というのは、日本語のら行音(弾音)だったり、Rだったり、という意味である。
その現象に気づいている先生は、きちんと生徒の発音を聞いている先生だ。すばらしい。
I rike it. とか、Risten. とかいう発音は本当に多いのである。
なお、質問に対する答えとしては、English 日本語 はどうでしょうか、とオススメしておいた。
こLA!! でLE でLE すLU な!
などと言って、日本語ネイティブとしての強い違和感(=Lは日本語にはない音なんだな)を感じさせるのが第一歩だろう。