「内容理解に時間が取られすぎてアウトプット活動できない」
「アウトプット活動ばかりの授業を周囲から評価されない」
「発音指導は内容理解が終わってからやるのか」
これらの悩み、質問に、共通して私が感じたのは、いわゆる「本文内容理解」と「
内容理解とは、どういう音声(もしくは文字列)
だから、内容理解においても、活動においても、
しかし多くの授業では、「内容理解活動」をしているときには、
そこでこのメールでの提案は、(1)
具体的に考えます。
Our understanding of intelligence is being reconstructed. The IQ
score, developed early in the twentieth century, is supposed to be a
measure of a person's innate intelligence. A score of 100 is defined
as normal, or average. The higher the score, the brighter the person.
(以下略)
といったテキストを内容理解を確認しながら音読・
--授業例--
T: はい最初の文ね。Our understanding of intelligence なんの理解? S1
S1: 知能
T: そう。知能というものに対する我々の理解が、だね。
Ss: our UNderSTANDing of inTELligence
T: その理解がなんだって? S2
S2: 再建されてる
T: うん。is being ... ed
だから、受け身の進行形なので、
REconSTRUCTed
Ss: is BEing REconSTRUCTed
T: つぎの文。主部はどこで終わる? S3
S3: century
T: あたり。じゃあ、developed から century までを ( )で囲んで。挿入的な説明だから。 じゃあその(
)を飛ばして、measureまで読むよ。The IQ SCORE is supPOSED to be a MEAsure
Ss: The IQ SCORE is supPOSED to be a MEAsure
T: 単なる、The IQ score is a measure と比べるとどうちがう? 知能指数は指標です、じゃなくて、指標と... S4
S4: 指標ということになっている
T: そう。「~ということになっている」けど、実際はあやしい、
Ss: The IQ SCORE is supPOSED to be a MEAsure
T: はい。で何の指標かな? innate ってなんだっけ。英語で説明しよう。innate intelligence is
intelligence you have when you are .... S5
S5: born
T: その通り。生まれた時に持っている、生まれつきだね。
inTELligence はい!
Ss: a MEAsure of a PERson's inNATE inTELligence
T: じゃあ最初から続けていってみるぞ(手を叩きながら)。 The IQ SCORE is supPOSED to be a
MEAsure of a PERson's inNATE inTELligence
Ss: The IQ SCORE is supPOSED to be a MEAsure of a PERson's inNATE inTELligence.
T: はい、見ないでもう一回行ってみるぞ。
Ss: The IQ SCORE is supPOSED to be a MEAsure of a PERson's inNATE inTELligence.
T: はい、じゃ、見ないで書け!
T:はい、じゃあ今度は、さっき飛ばした( )のなかも入れて、言ってみよう。「
Ss: The IQ score, developed early in the twentieth century,
T: 「人が生得的に持っている知能の指標ということになっている」
Ss: is supposed to be a measure of a person's innate intelligence.
T: じゃあAさんがBさんに、質問してみな。「
SsA ペアの片方が一斉: When was the IQ score developed?
T: はい、Bさん答えろ。
SsB: It was developed early in the twentieth century.
T: はい、次、Aさんこう聞いてみて: It is supposed to be a measure of WHAT?
SsA: It is supposed to be a measure of WHAT?
T: はい、Bさん答えろ。
SsB: A person's innate intelligence.
---- 授業例 以下略---
このようにして、意味を確認しながら、
このようにしたほうが、
「内容理解」と「音声活動」の融合。
来週から、是非、取り入れてみてください。
(なお、『英語授業の大技・小技』のなかにある、「リンス即シャンプー法」