いまだに / r / ができないなら引退しろ
英語教育学概論 受講者各位
きょう、いまだに / r /ができない人が多いのに大変、落胆しました。これは何ヶ月かやれば徐々にできるものになる、というものではなく、やるきになれば、1回、2回、3回で、その日のうちにできるようになるものです。4月からもう2ヶ月たつというのに、いまだにそんなことができない、のは、やる気がないということです。real や、varied がまともに言えないような人間が、英語教師として人前に立てることはあり得ませんし、あってはなりません。そんなことがあれば、生徒に対する犯罪行為です。なぜならば、そういう人間を再生産することになるからです。発音のしかたは知っているはずです。絶対発音力にもこれでもか、と書いてあります。音声も知っているはずです。CDもありますよね。いままで7年間、いろいろな英語CDで聞いていたはずです。きょう、できなかった人は、今すぐ、練習して、今すぐ、できるようにしなさい。1週間たっても、舌先をどこにもつけない発音ができないならば、その時点でもう「英語教育」学概論には来る必要はありませんよ。英語発音の最初の1歩、中学生に絶対きちんと教えなくてはならない事項、ひとつの単語が、「選挙」なのか「勃起」なのか、「いちご」なのか「腹」なのか、「自由」なのか「のみ」なのか、「信じる」のか「死なせる」のか、「読む」のか「導く」のか、区別する、絶対に身につけなければならない音、です。electionerectionberrybellyfreefleabelievebereavelibribleapreaplaceracecrimeclimbflightfrightblightbrightまだまだまだありますよ。そんなことができないのでは、いつまでたっても、次に進むことができません。L と R ができないような英語教師予備軍に、他のなにを教えてもムダだからです。どんな教授法を知っていても、指導要領をしっていても、どんな理論を知っていても、LとRが自分で出来ない人間は教壇に立ってはなりません。必ず、きょう、いますぐ、できるようにしなさい。 誰ができていなかったか、覚えているよ。