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6/18/2011

発音練習一体型単語スペリングテスト

英語苦手な生徒が多いクラスでも使える「発音練習一体型、単語スペリングテスト」を紹介します。

単語リストがあるとします。教科書の新出語の欄でもいいです。

まず、適当な数の単語の意味を(再)確認しつつ、フォニックスを意識させながら、全体リピート形式で発音練習します。

「適当な数」は生徒・学生のレベルによって調整します。

最低は2つ、最高は5つくらい。

で、その数個の発音練習が終わったらすぐ教科書を伏せさせ、教師がたった今練習した数個の単語の中から、訳語で1語を指定して、それに相当する語のスペリングを書かせます。

書き終わったら各自すぐ答えを見て、採点。1語1点。

すぐに次のセットの意味確認と発音練習に移ります。

これを、適当な数のセットぶん、繰り返します。これだけ。

テンポを作り出すポイントは、

(1)ちょっとチャレンジングな位の数の単語をセットにする

(2)書けても書けなくても、各自のタイミングで正解の確認と赤ペン入れ、に移らせる。(書けなかったら正しく赤ペンで書く)

(3)早く終わったら数秒間でも、次のセットの単語をじっと見ていて良いことにする。

ですね。それから、

(4)きちんとひとつひとつの音と綴りの対応関係を意識させたうえでスペリングを書かせる

ことも大切です。特に下位の生徒は、音を度外視してむやみにスペリングを丸暗記しようとする者がいるので、その無駄な努力をやめさせてやるのが大切です。

結構汎用性があり、単語でなく、フレーズにする、などのバリエーションも可能です。