スラッシュ書き取り自己採点テスト、グルグルつき
きょうは「スラッシュ書き取り自己採点テスト」を紹介します。
適当な長さのパッセージ(たとえば50~70語くらい)を選び、あらかじめ、教師が指定した箇所にスラッシュを入れさせます。
チャンクの長さは、学生のレベルによって調整します。read and look up でいっきに言えるようになってほしいな、くらいの長さにします。
で、テストの始まり。
生徒は各自、そのパッセージを紙に書き写すのですが、その際、ひとつのチャンクをじっと見て、working
memoryにいれ、よし、となったらその記憶をたよりに書きます。チャンクの途中で答えを見てはいけません。
ひとつのチャンクが書き終わったら、もしくはもう書ける単語がなくなったら、答えを見て、赤で1語ずつマルをつけます。その際、もちろん書けなかった語は補います。
これを各自のペースで最後まで繰り返し、終わったら自己採点します。
もちろん、スピードがばらばらなので、早く終る生徒もいます。
その生徒は今度は立って教師の周りにあつまり、いま書き取ったチャンクごとの、グルグルを始めます。きちんと言えたら1チャンク一個10点とか5点、とか。これなら遊ぶ学生はいません。個人差にも対応できます。